楽土の特徴

  • 施工は簡単。水を掛けるだけ。
  • 草が生えません。
  • 透水性に優れています。
  • 質感は土そのもの。
  • ヒートアイランド防止に効果があります。
  • 環境に優しい完全無機素材です。



施工要領・特長:動画でご覧ください

楽土とは

  • 楽土は草が生えない固まる土です。
    土とセメントを既調合してあるので水をかけると固まります。
  • ヒートアイランドを防止
    地中の水分の気化熱で路面温度が下がります。
  • 安心の品質
    土から生まれ、土に帰る無機素材で使用時から廃棄に至るまで環境に負担をかけません。 
    又、除草剤の様な薬品類は混和されていませんので安心して使用して頂けます。

楽土の用途

防草土
3cm厚さで施工。草が生えません。庭、物干し場などに適しています。

舗装土
5cm以上の厚さで施工。歩行できます。庭園通路などに適しています。



使用前


使用後


室内に施工するとたたき調に仕上がります。

荷姿・カラー



NET25kg(クラフト2P袋)
(13.5リットル/袋)


※写真のため実物の色調と異なります。
※色ぶれ、エフロの発生もあります。

施工手順

前工程

「楽土」の出来上り、耐久性は前工程(路盤)の良否で決まります。丁寧、確実に行ってください。

  1. 施工する場所を根から除草します。
  2. 「楽土」の施工厚さ分をすき取りします。
  3. 軟弱な地盤の場合は砕石を敷き込み、ランマー等で十分に填圧します。
    (地盤の状況によって固化材、客土、クッション砂なども併用して下さい)
  4. 水勾配、排水も考慮して平にします。


草を抜く


すき取り、強固な路盤に

施工 敷き均し

「楽土」を所定の厚さに敷き均します。

用途 厚さ 使用量
防草土 3cm 2.2袋/m2 (約7袋/坪)
舗装土 3cm 3.7袋/m2 (約7袋/坪)
  1. 準備した「楽土」を開封し、所定の厚さに敷き込みます。
  2. スコップ、レーキなどを使って粗均しします。
  3. 定木(真っ直ぐな板で可)や木鏝などを使って締め固めながら平滑にします。
    その後、定木を立てて表面を荒らすか、棕櫚箒で軽く掃くと、より土感が出ます。


「楽土」を準備


締め固めながら平滑に

施工 散水

「楽土」は水と反応して硬化します。必ず規定量の水を散水して下さい。

  1. 規定量の正常な水を準備します… 3.0~3.4リットル/袋
  2. 準備した水をジョロで均等に散水します。
    散水は一度で行ってもよいのですが、均一性を欠き易いので、二度に分けて行うことをお奨めします。
    二度目の散水は一度目に散水した水が浸透し、歩行できる状態になって行ってください。
    ※1度目の散水から夏季1~2時間、冬季2~4時間後


規定量の水を均等に散水


施工の翌日から使えます

ご使用に際して
「楽土」は施工の翌日には歩行出来ます。以下の点に注意してお使い下さい。

  1. 下地の地盤に水が浸透し緩んでいます。1カ所に重量を掛けないで下さい。
  2. 施工後、当分の間は施工した「楽土」の表面に砂粒が浮き出ます。掃除しながらお使い下さい。
  3. 施工後3ヶ月間は硬くなり続けます。凹凸の修正などは早めに行って下さい。
  4. 湿気の多い場所に施工された場合、結合材の白華(白くなる)や苔の発生があります。
  5. 日向や風の通る場所に施工された場合、結合材が十分硬化せず、表面に粉を吹き易くなりますので、施工後の一週間程度は毎日1回以上散水養生して下さい。

注意事項
本製品は普通ポルトランドセメントを主要結合材としています。粉塵がたち易く、水に濡れると強アルカリ性を示します。
取り扱いに関しては保護具(防塵マスク、ゴム手袋等)をご着用下さい。
万一、皮膚に付着した時、眼に入った時、吸引した時、飲み込んだ時は直ちに洗浄等の応急処置を施して
速やかに専門医の診察を受けて下さい。

使用場所例



福山市桜町公園


ひたちなか市19道管補修第20号


池上本門寺・力道山墓地前


流山市市野谷1号雨水幹線側道工事


専修大学付属高校・21.07


瀬戸内海ゴルフ・通路


東京都町田市・忠生630号線道路築造工事


宇治市立小倉小学校外溝工事